ルノルマンカードは、トランプが描かれているものがほとんどです。トランプを使ったスピリチュアルなカード占いを受けていると、トランプに4つのマークがあることに気づくでしょう。トランプには、スペード、ハート、ダイヤ、クラブなどのマークがあり、それらはスートと呼ばれています。スートにはそれぞれ意味がありますが、ここで注意してもらいたいポイントとして、トランプのスートとルノルマンカードのスートは意味合いが大きく異なるということです。4つのスートの意味と由来を知ることで、鑑定占いをより楽しく受けることができるので、ぜひおさえておきましょう。
歴史といっても諸説ありますが、各スートは中世頃に発明されたといわれております。スペードは剣、ハートは聖杯、ダイヤは貨幣、クラブは棍棒を意味しており、剣は騎士、聖杯は僧侶、貨幣は商人、棍棒は農民が当てはめられ、それぞれ中世ヨーロッパの4階級をあらわしています。
また一方で、アーサー王伝説にも関係があるともいわれ、聖剣エクスカリバー、聖杯伝説の聖杯、円卓の騎士の円卓、聖槍ロンギヌスの槍に対応しているという説もあります。
日本で扱われているトランプはフランス式のスート。
スペードは、災難や悪などを予言するスートとトランプでは謳われていますが、ルノルマンカードでのスペードの意味合いは、地位の高い人物をあらわしており、気高いという意味があります。スペードが表している両刃の剣は、律する精神やそれに伴う知恵をあらわしています。
ハートは、愛や感情をあらわすスートであり、愛情・情熱・誕生をはじめ、恋愛や幸せなどを意味しています。現在のハートは心臓をあらわしたものですが、野バラで表す国(スイス)もあります。
ダイヤは、金銭問題や物質面をあらわしており、社会生活やお金などの現実的な面を意味しています。ダイヤはコインや神前の石畳をあらわしていますが、ドイツやスイスでは鈴の絵柄に変わり使用されています。
クラブは4つのスートの中で、努力や人間関係を表します。トランプの中では幸運のカードと言われることもありますが、それは狭い世界での小さな幸運です。その狭い世界では人間関係がうまくいかないと生きていけません。どんぐりがシンボルだったが簡略されてクラブの形になったとされます。
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スクール名 | ルノルマンスクール |
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